徳之島天城町
観光
行政産業総合トップ
観光TOP 知る 遊ぶ 行く 食べる 泊まる
平土野の街並のライブカメラ

今日の天城町の天気
メニュー
おすすめページ
ログイン
ユーザー名:

パスワード:


パスワード紛失

新規登録
人口と世帯数

 平成30年6月1日現在
 世帯数 3,130世帯
 男性 3,119人
 女性 2,973人
 合計 6,092人
過去履歴


トップ  >  観光  >  知る  >  歴史と伝統・文化を知る  >  島人が語るシマの伝統
島人が語るシマの伝統
公開日時:2011/06/06 00:00

天城町の伝統芸能について(前野田植唄)

徳之島の北西部に位置する天城町には多くの伝統芸能が現在の生活に根強く息づいています。今回は、前野集落で継承されている、前野田植唄について、紹介したいと思います。


徳之島の開闢神話でアメンキュ(神様)が稲を植えたとされる前野原(現前野集落)には、前野田植唄が、今なお継承され、歌い続けられています。前野田植唄は、昭和20年代頃までは、祝田(ユエダ)と呼ばれる豊作を祈願する田んぼや、新田(ミーダ)などで、畦に立って太鼓をたたく男性と、苗を植える女性とが、唄を掛け合って歌われていました(前野集落誌)。しかし、昭和30年代頃からの減反政策の施行によって、田んぼがサトウキビ畑へと次第に転化した結果、前野田植唄が田んぼで歌われる機会が失われてしまいました。


このままでは、前野田植唄が消滅してしまうと、危機感を持った集落民は、昭和51年に前野民謡保存会を結成し、前野田植唄の継承活動が行われるようになりました。前野民謡保存会は、これまで、田んぼで歌われてきた田植唄に、創意工夫を懲らして、振り付けして、舞台で歌い踊れる前野田植唄を作りだし、町文化祭などの多くの町行事で発表を行っています。舞台で演舞される前野田植唄は、田植え風景を、そのまま持ち込んだかのような臨場感があり、また、曲がテンポアップしながら迎えるクライマックスでは、歌い手、観客の興奮は最高潮に達し、すごく迫力のあるものとなります。


今年の3月6日には、昔のように、実際に田植えを行いながら、前野田植唄を歌う「前野田植唄実演会」が催され、多くの観客が、昔ながらの田植え風景、田植唄が歌われる風景を見ながら、往時に思いを馳せておりました。このような、天城町に伝わる伝統芸能は、すごく貴重なもので、次世代に残していかなければならない、大切な宝だと思います。ぜひ多くの方々に見て、知っていただきたいです。


執筆:具志堅 亮さん

カテゴリートップ
歴史と伝統・文化を知る
次
島人が語るシマの歴史